| セッション情報 | 一般演題(ポスター) |
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| タイトル | P030 AFPおよびPIVKA-IIを産生した食道癌再建胃管癌の1例 |
| 演者 | 碓井彰大（千葉大学先端応用外科学） |
| 共同演者 | 阿久津泰典（千葉大学先端応用外科学）, 首藤潔彦（千葉大学先端応用外科学）, 宮澤幸正（千葉大学先端応用外科学）, 坂田治人（千葉大学先端応用外科学）, 松下一之（千葉大学先端応用外科学）, 西森孝典（千葉大学先端応用外科学）, 村上健太郎（千葉大学先端応用外科学）, 加野将之（千葉大学先端応用外科学）, 斎藤洋茂（千葉大学先端応用外科学）, 松原久裕（千葉大学先端応用外科学） |
| 抄録 | AFPPIVKA－Hを産生した極めてまれな食道癌再建胃管癌の1例を経験したので報告する．＜症例＞75歳男性．52歳時に食道癌の診断で右開胸開腹胸部食道亜全摘胸骨前経路胃管再建術を施行した．平成18年10月下腹部違和感にて近医受診上部消化管内視鏡検査にて門歯列から34cmの再建胃管に15mmの発赤病変を指摘され生検の結果tub2粘膜筋板の浸潤も認めた精査加療目的に当科入院術前精査の結果T1（sm）NOの診断で平成19年1月胃大網動静脈温存胃管部分切除術を施行した．術後経過は良好で術後2週間で退院となった．＜病理所見＞poorly diff． adenoca．pT1（SM2）NOpStageIA3．2 × 2．8cmpor2sciINFyly2v2PM（一）DM（一）であった．〈術後経過〉外来でfoUowされていたが9月上旬（術後8ヶ月）CA－19－9が1025ng／mlと高値になりCTを施行したところ肝臓に多発性のlow density massを認めた．画像所見とHCV陰性であることから肝転移と診断した．AFP産生腫瘍を疑い測定したところ1798．9 ng／mlPIVKA－Hは2071mAU／mlと高値であった．9月中旬に肝動注リザーバーを留置し現在5FUによる動注化学療法を施行中である．〈考察＞AFPPIVKA－II産生胃管癌は検索したところでは未だ報告例を認めなかった．AFPPIVKA－H産生胃癌に準じて考察すると早期であっても高率に肝転移をきたす予後不良の疾患と考えられる自験例でもsm2nOと早期癌であったが術後8ヶ月に多発肝転移を来した．AFPpm（A－1工産生胃管癌においては術後に厳重なフォロL一一アップが必要であると考えられた． |
| 索引用語 |