| セッション情報 | 一般演題(ポスター) |
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| タイトル | P070 リンパ節転移漿膜下浸潤を来たしたMicropapillary patternを呈する直腸癌の1例 |
| 演者 | 竹下雅樹（恵寿総合病院消化器病センター） |
| 共同演者 | 鎌田徹（恵寿総合病院消化器病センター）, 渕崎宇一郎（恵寿総合病院消化器病センター）, 柄田智也（恵寿総合病院消化器病センター）, 大場大（恵寿総合病院消化器病センター）, 佐々木省三（恵寿総合病院消化器病センター）, 吉本勝博（恵寿総合病院消化器病センター）, 宮森弘年（恵寿総合病院消化器病センター）, 神野正博（恵寿総合病院消化器病センター） |
| 抄録 | Micropapillary carcinomaは乳腺膀胱肺唾液腺などで報告される脈管侵襲リンパ節転移を高頻度に伴う予後不良な癌とされている．しかし大腸での報告はほとんどない．今回われわれは大腸原発のMicropapinary patternを伴う直腸癌を経験したので文献的考察を加え報告する．症例は84歳男性H19年8月便潜血陽性にて当院受診下部消化管内視鏡検査にて直腸に1型腫瘍認めm癌と診断しEMR施行試みるも粘膜膨隆せず切除できなかった．T1（sm）NOMOstagelとの術前診断にて低位前方切除術施行した．病理組織学的には粘膜～粘膜筋板内にmicropapMary patternを呈する中分化管状腺癌を認め粘膜下固有筋層には明らかな腫瘍細胞認めず漿膜下に腺癌の浸潤性増殖を認めた．また251番リンパ節に転移を認めた．以上よりT3（ss）N1MOstage3aとなった．他臓器同様にmicropapil－lary patternは直腸癌においても生物学的悪性度が高く予後が悪いことが示唆される． |
| 索引用語 |