セッション情報 | 一般演題(ポスター) |
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タイトル | P099 C型慢性肝炎に対するリバビリン併用ペグインターフェロン療法の検討 |
演者 | 妹尾知典(香川県立中央病院内科) |
共同演者 | 高口浩一(香川県立中央病院内科), 宮原孝治(香川県立中央病院内科), 津崎龍一郎(香川県立中央病院内科), 石川茂直(香川県立中央病院内科), 馬場伸介(香川県立中央病院内科), 和唐正樹(香川県立中央病院内科), 稲葉知己(香川県立中央病院内科), 永野拓也(香川県立中央病院内科), 河合公三(香川県立中央病院内科) |
抄録 | 【目的】C型慢性肝炎に対するリバビリン併用ペグインターフェロン(PEGIFN-RIB)療法ではインターフェロン(IFN)リバビリン(RIB)のAdherence総投与量がウイルス学的治癒(SVR)に影響するといわれている.今回我々はIFNRBの投与開始3ヶ月のAdherenceおよび総投与量がSVRに影響するか検討したので報告する.【対象】2004年12月から2007年9月までに当院にてC型慢性肝炎と診断されPEGIFN-R【B療法を施行した189例(男性91例女性98例平均年齢57.9±10.8歳)を対象とした.HCV-RNA group1が142例うち投与前ウイルス量が100KIU/ml以上は132例100KIU/ml未満は10例投与前肝生検結果はF122例F247例F342例F43例であった.投与スケジュールとしてはPEG-IFNα2bを体重によって40-150pを1週間に一回投与しリバビリンは体重別の投与量および減量した量で投与を開始しその後の血液検査の結果によって随時減量ないし増量し投与した.【結果】group1高ウイルス症例でSVRが得られたのはIFN Adherenceが80%以上で365%60~80%で10%60%以下で7.1%RIB Adherenceが80%以上で385%60~80%で3α0%60%以下で19.0%であった.またIFNおよびRIB総投与量がともに100%以上で52.9%IFN100%以上およびRIB100%未満で35.1%IFNおよびRIBともに100%未満で43.8%であった.【結語】PEGIFN-RIB療法においてAdherenceはIFNでは80%以上RIBでは60%以上総投与量はIFNおよびRIB100%以上を投与することによって高率にSVRが得られる傾向にあった. |
索引用語 |