セッション情報 | 一般演題(ポスター) |
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タイトル | P126 当科における経皮的胆管ステントの治療成績 |
演者 | 金川武徳(済生会横浜市南部病院内科) |
共同演者 | 中野茂(済生会横浜市南部病院内科), 高橋裕(済生会横浜市南部病院内科), 新浩一(済生会横浜市南部病院内科), 一森美生江(済生会横浜市南部病院内科), 高亀道夫(済生会横浜市南部病院内科), 宅間健介(済生会横浜市南部病院内科), 廣瀬元彦(済生会横浜市南部病院内科), 久保修一(済生会横浜市南部病院内科), 保坂洋夫(済生会横浜市南部病院内科) |
抄録 | 【目的】当科における経皮的胆管ステント治療の成績を報告しその利点と問題点を検討した.【対象】2003年12月から2007年10月までに手術適応がない閉塞性黄疽で受診しexpandable metanic stent挿入後追跡可能であった25例【方法】PTCDを挿入し7Frのチューブを留置した.約1週間後に造影を施行し狭窄部の長さに合わせてnon-coveredステントZilver635-TMの直径8~101nm長さ4~8cmのステントを選択し留置した.約5日後に造影を行いチューブを抜去した.【成績】1=症例は肝内胆管癌3例肝門部胆管癌1例Vater乳頭部癌1例膵臓癌16例(膵頭部癌14例膵尾部癌2例)胃癌リンパ節転移2例大腸癌リンパ節転移1例肝細胞癌1例であった.2:ステント個数は1個21例2個2例3個2例であった.3:生存期間は25-478日(MST201日)であった.4:腫瘍のステント内浸潤によりステント再挿入を必要とした肝内胆管癌を2例認めた.開存期間は93日189日であった.5:癌性腹膜炎による腸管蠕動低下のために逆行性胆管炎を生じ再度外痩化となった膵頭部癌を2例認めた.【まとめ】胆管ステントは23例で有効に機能していた癌性腹膜炎で腸管蠕動低下を生じている例は外痩化が良いと思われた閉塞部位や病態に応じてステントを挿入することで患者のQOL向上に貢献し得ると思われた。 |
索引用語 |