セッション情報 | 一般演題(ポスター) |
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タイトル | P147 糖尿病患者におけるGERD/FD症状のFスケールによる検討 |
演者 | 黒澤進(埼玉医大総合医療センター消化器肝臓内科) |
共同演者 | 可児和仁(埼玉医大総合医療センター消化器肝臓内科), 青山徹(埼玉医大総合医療センター消化器肝臓内科), 長船靖代(埼玉医大総合医療センター消化器肝臓内科), 知念克哉(埼玉医大総合医療センター消化器肝臓内科), 平井紗弥可(埼玉医大総合医療センター消化器肝臓内科), 高林英日己(埼玉医大総合医療センター消化器肝臓内科), 宮城直也(埼玉医大総合医療センター消化器肝臓内科), 渡邊純代(埼玉医大総合医療センター消化器肝臓内科), 有山茂和(埼玉医大総合医療センター消化器肝臓内科), 櫻田智也(埼玉医大総合医療センター消化器肝臓内科), 吉川斉克(埼玉医大総合医療センター消化器肝臓内科), 大野志乃(埼玉医大総合医療センター消化器肝臓内科), 川島淳一(埼玉医大総合医療センター消化器肝臓内科), 佐藤恵子(埼玉医大総合医療センター消化器肝臓内科), 山内篤(埼玉医大総合医療センター消化器肝臓内科), 川本智章(埼玉医大総合医療センター消化器肝臓内科), 屋嘉比康治(埼玉医大総合医療センター消化器肝臓内科) |
抄録 | 【目的】GERDは最近患者数の増加が著しいが食生活体重飲酒喫煙などの生活習慣に密接に関連した疾患である.一方糖尿病も食生活等の生活習慣を基礎にした疾患と考えられている.またDMでは運動不全の症状も認められる.この研究の目的は糖尿病患者における胸焼けの頻度を明らかにしGERD及びFDの症状と男女年齢インスリン使用等の関係を検討することである【方法】平成18年12月の約1か月間の間に当院糖尿病外来を受診した男性170名女性163名計333名の糖尿病患者(DM)を対象にしたDMの重症度は様々であり95名がインスリン治療を行っていた.【結果】平均年齢62.6歳平均体重60.5kg BMI 23.8で21.3%に胸焼けを有しておりFscale(酸逆流関連/運動不全関連)は30(1.4/1.6)であった.HbAlcは7.10で血糖値は155.3であった男性は64.5歳t体重M.2kgBMI 23.7・F・scaleは27(1.2/1.5)女性は60.8歳で体重563kgBMI 23.9 F scaleは3.3(1.6/1.7)でありと女性のscoreが有意に高かった(p<0.05)男性では高齢になるほど症状(Fscale)の低下を認めたが女性では認めなかった.胸焼けを有する群は体重62.9kgと有さない群の59.9kgに対して太っている傾向があった.インスリン治療群は年齢60.6一歳平均体重59.Okg BMI 23.9で19.4%に胸焼けを有しておりFscaleは32(1.3/1.9)であった.非インスリン治療群は年齢63.5歳平均体重61.1kgBMI 23.9で18.0%に胸焼けを有しておりFscaleは29(1.5/1.5)であった.【結論】DM患者ではほぼ5人に1人目胸焼け症状を有していた.女性が男性に比べスコアーが高かった.男女別では女性のほうの訴えが多かったインスリン治療群のFscale自体は差がなかったが運動不全のスコアーが有意に高かった. |
索引用語 |