セッション情報 | 一般演題(ポスター) |
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タイトル | P202 潰瘍性大腸炎におけるMRI拡散強調画像と内視鏡像との関連性の検討 |
演者 | 宮本彰俊(昭和大学附属豊洲病院内科) |
共同演者 | 山本栄篤(昭和大学附属豊洲病院内科), 平嶋勇人(昭和大学附属豊洲病院内科), 石野淳(昭和大学附属豊洲病院内科), 中野利香(昭和大学附属豊洲病院内科), 牛尾純(昭和大学附属豊洲病院内科), 久保定徳(昭和大学附属豊洲病院内科), 関川高志(昭和大学附属豊洲病院内科), 佐藤温(昭和大学附属豊洲病院内科), 松川正明(昭和大学附属豊洲病院内科), 長谷川真(昭和大学附属豊洲病院放射線科) |
抄録 | 【目的】これまで我々は炎症性腸疾患(UCCD)におけるMRI拡散強調画像による範囲診断能の有用性とADC値(見かけの拡散係数)測定による病勢モニタリングの可能性を報告してきた.しかしながらADC値と臨床重症度の間には関連性が認められなかった.そこで今回我々は病変部のADC値と内視鏡重症度との関連性を検討したので報告する.【対象・方法】2006年10月から2007年10月までに当院で活動期潰瘍性大腸炎(CAI≧5)で内視鏡検査と同時にMRI検査をおこなった9例(男性4例女性5例〉を対象とし計11回の撮影を行なった.MRI装置はSiemens社製MAGNETOM Avanto 1.5Tを使用しMRI撮像時にDWI(b;1000)を付加した.内視鏡重症度はMatts分類を用い最も所見の強い部位を採用した.各重症度における病変部位のADC値を測定し比較した.【結果】各内視鏡重一度における平均ADC値(xlO3mm2/sec)はMatts分類2=1.723:1.204:1.58であり内視鏡重症度とADC値の間に関連性を認めなかった.【まとめ】潰瘍性大腸炎における内視鏡重症度とMRI拡散強調画像におけるADC値には関連性が認められなかった.今回症例数が少なく今後症例数の蓄積が必要である. |
索引用語 |