セッション情報 | 一般演題(ポスター) |
---|---|
タイトル | P322 肝細胞癌初回切除後19年後に出現した胆管細胞癌の1例 |
演者 | 高木慎太郎(広島大学大学院分子病態制御内科学) |
共同演者 | 相方浩(広島大学大学院分子病態制御内科学), 片村嘉男(広島大学大学院分子病態制御内科学), 阿座上隆広(広島大学大学院分子病態制御内科学), 宇賀公則(広島大学大学院分子病態制御内科学), 河岡友和(広島大学大学院分子病態制御内科学), 實藤宏美(広島大学大学院分子病態制御内科学), 丁守哲(広島大学大学院分子病態制御内科学), 柘植雅貴(広島大学大学院分子病態制御内科学), 今村道雄(広島大学大学院分子病態制御内科学), 川上由育(広島大学大学院分子病態制御内科学), 兵庫秀幸(広島大学大学院分子病態制御内科学), 高橋祥一(広島大学大学院分子病態制御内科学), 茶山一彰(広島大学大学院分子病態制御内科学), 豊田尚之(広島大学大学院放射線医学), 伊藤勝陽(広島大学大学院放射線医学), 板本敏行(広島大学大学院外科学), 浅原利正(広島大学大学院外科学), 有廣光司(広島大学病院病理部) |
抄録 | 【はじめに】肝細胞癌(HCC)は高率に再発をきたし10年以上無再発生存例の報告は多くはないまた胆管細胞癌(CCC)の発生については慢性肝疾患の関連性も示唆されている.今回我々はHCC初回切除後無再発で経過中19年後にCCCが出現した症例を経験したので若干の文献的考察を加え報告する.【症例】65歳女性1988年7月健康診断にてHBsAg陽性を指摘され9月当科紹介.腹部超音波(us)cT上鞘s7に肝腫瘍を指摘されAngioにてHccと診断11月肝部分切除組織はmoderately dffererrtiated HCC(eqElMOHs. Fc(一)NOVpOVvOBOimlz2)であった.以後定期的に画像診断血液検査を施行していたが無再発であった.2007年3月末USとCTにてS4/5にSOLを指摘され5月当科紹介入院.入院時の血液検査所見では腫瘍マーカーはいずれも正常範囲内.CTではS5に14mm大の境界明瞭で円形の腫蕩を認め早期相にて濃染平衡相でも濃染は持続した.MRIでは同部位はSPIOの取り込みは不良でありAngio-CTでは同部位はCTA:hypevascular ellhance CTAP:perfusion defectを認めた.以上各種の画像診断でHCCと考えられたが画像上非典型的と考え腫瘍生検を施行したところ胆管細胞癌であったため6月肝S5部分切除術を施行CCC(massforming typewell differentiated adenocarcinomaigVPOvvObOimOsm ( 一 )scii画lyOvOpnO)であった.【結語】HCC治療後再発と考えられる結節ではCCCも鑑別診断としてあげる必要がある.またHCCの初回治療後長期無再発例において定期的なフォローアップが重要であることが改めて示唆された. |
索引用語 |