セッション情報 | 一般演題(ポスター) |
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タイトル | P339 限局性の嚢胞状拡張を呈した主膵管型IPMCの1例 |
演者 | 森田剛文(浜松医科大学第2外科) |
共同演者 | 鈴木昌八(浜松医科大学第2外科), 大石康介(浜松医科大学第2外科), 鈴木淳司(浜松医科大学第2外科), 福本和彦(浜松医科大学第2外科), 稲葉圭介(浜松医科大学第2外科), 坂口孝宣(浜松医科大学第2外科), 今野弘之(浜松医科大学第2外科) |
抄録 | 症例は70歳女性.腰背部痛を主訴に近医受診。腹部USにて膵嚢胞性腫瘍を疑われ当科紹介受診当院での腹部CTにて膵体部に径35mm大の嚢胞性病変を認め内部には15mm大の造影効果を有する結節を伴っていた.MRCPでは膵体部の嚢胞性病変に加え拡張した体尾部の主膵管が描出された.ERCPでは乳頭の開大や粘液の排出を認めなかった.混合型のIPMCを疑い膵体尾部切除・脾合併切除を行った.病理組織学的には嚢胞状に拡張した主膵管は腺腫成分からなり壁在結節部には非浸潤腺癌を認め主知墨型IPMCと診断された.画像所見としては非定型的な主膵管型IPMCの1例を経験したので文献的考察を加えて報告する. |
索引用語 |