セッション情報 | 一般演題(ポスター) |
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タイトル | P371 colitic cancerと考えられた大腸癌の2例 |
演者 | 石山晃世志(癌研究会有明病院消化器センター内科) |
共同演者 | 五十嵐正広(癌研究会有明病院消化器センター内科), 岸原輝仁(癌研究会有明病院消化器センター内科), 文園豊(癌研究会有明病院消化器センター内科), 小川大志(癌研究会有明病院消化器センター内科), 倉岡賢輔(癌研究会有明病院消化器センター内科), 千野晶子(癌研究会有明病院消化器センター内科), 帯刀誠(癌研究会有明病院消化器センター内科), 山本頼正(癌研究会有明病院消化器センター内科), 土田知宏(癌研究会有明病院消化器センター内科), 浦上尚之(癌研究会有明病院消化器センター内科), 藤崎順子(癌研究会有明病院消化器センター内科), 星野惠津夫(癌研究会有明病院消化器センター内科), 藤本佳也(癌研究会有明病院消化器センター外科), 黒柳洋弥(癌研究会有明病院消化器センター外科), 上野雅資(癌研究会有明病院消化器センター外科), 大矢雅敏(癌研究会有明病院消化器センター外科), 鹿取正道(癌研究会研究所病理部), 山本智理子(癌研究会研究所病理部), 加藤洋(癌研究会研究所病理部) |
抄録 | 【症例1】59歳女性.2003年7月に感冒様症状にて近医を受診し右下腹部に手盛大の腫瘤を指摘されたため当院を紹介受診した.大腸内視鏡検査にて右横行結腸に発赤浮腫状粘膜管腔狭小化線状潰瘍および多発性炎症性ポリープを認めまた注腸検査では上行結腸の短縮と狭窄多発びらん潰瘍および回盲弁の消失像を認めた.腸結核を疑い抗結核薬を投与したが軽快せず2007年5月の定期大腸内視鏡検査にて高分化腺癌を認めたため右半結腸切除術を施行した【症例2】37歳男性.高校生頃より血便を自覚していた.2007年8月より直面感食欲低下出現し近医を受診した.近医での大腸内視鏡検査にてS状結腸の4型進行癌の診断にて当院を紹介受診した.当院での内視鏡所見では直腸から左側結腸にびまん性のビラン潰瘍を認め横行上行結腸にも軽度の炎症を認め全大腸炎型の潰瘍性大腸炎に発生した4型進行癌と診断し大腸全摘術を施行した.【まとめ】炎症性疾患に合併した大腸癌の2例を経験したので若干の文献的考察を加え報告する. |
索引用語 |