セッション情報 | 一般演題(ポスター) |
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タイトル | P416 進行肝細胞癌に対するシスプラチンを用いた肝動注療法および塞栓療法の有用性 |
演者 | 安藤さつき(埼玉医大消化器肝臓内科) |
共同演者 | 今井幸紀(埼玉医大消化器肝臓内科), 菅原通子(埼玉医大消化器肝臓内科), 中村有香(埼玉医大消化器肝臓内科), 濱岡和宏(埼玉医大消化器肝臓内科), 名越澄子(埼玉医大消化器肝臓内科), 持田智(埼玉医大消化器肝臓内科) |
抄録 | 【目的】進行肝細胞癌に対するシスプラチン(CDDP)肝動注療法の最も有効な投与方法について検討した【方法】対象は2005年1月から2007年9月までにCDDPによる肝動注療法を施行した肝細胞癌48例Child-Pugh分類はA17例B l9例C 6例で肝癌stageは皿期16例IV A期23例IVB期9例初回治療は10例で38例では他剤を用いた肝動注塞栓療法が実施されておりその効果が不良であったcDDP単独群24例リピオドール併用群(Lip)15例LipおよびGS併用群(Lip+GS)9例に分類して治療を行った治療効果は画像検査で肝癌治療直接効果判定基準(TE)3ないし腫蕩マーカーが50%以上の低下はPRTE 2ないし腫瘍マーカーが50%未満の低下はNCTE 1で腫瘍マーカーが上昇した場合はPDと判定した.【結果】治療効果は39例で判定可能であった(表).Lip併用でPRの1例はLip+GS併用治療を追加することで腫瘍の完全消失(CR)が得られた【結論】進行肝細胞癌に対するCDDPを用いた肝動注療法では単独投与の抗腫瘍効果は乏しく可能な場合にはLipないし塞栓療法を併用するのが望ましい.初回r▽R前治療あり単独群PRO%(014)PRO% (0/17)NC 50%(214)NC 18% (3/17)PD 50%(2/4)PD 82%(14117)hp併用群PR 33%(113)PR 28% (2/7)NC 33%(113)NC 28% (2〃)PD 33%(1/3)PD 42% (3!7)Lip+GS併用群PR (0/0)PR 38%(318)NC (010)NC 25% (218)PD (0酒0)PD 38%(3/8) |
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