セッション情報 | 一般演題(ポスター) |
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タイトル | P487 mFOLFOX6法とFOLFIRI法の交代療法を導入した進行・再発大腸癌症例の検討 |
演者 | 鈴木成治(日本医科大学消化器・乳腺・一般外科) |
共同演者 | 笹島耕二(日本医科大学消化器・乳腺・一般外科), 丸山弘(日本医科大学消化器・乳腺・一般外科), 渡辺秀裕(日本医科大学消化器・乳腺・一般外科), 宮本昌之(日本医科大学消化器・乳腺・一般外科), 横山正(日本医科大学消化器・乳腺・一般外科), 松谷毅(日本医科大学消化器・乳腺・一般外科), 柳健(日本医科大学消化器・乳腺・一般外科), 松下晃(日本医科大学消化器・乳腺・一般外科), 松田明久(日本医科大学消化器・乳腺・一般外科), 津久井拓(日本医科大学多摩永山病院消化器科), 松久威史(日本医科大学多摩永山病院消化器科), 田尻孝(日本医科大学外科) |
抄録 | (目的)mFOLFOX6とFOLFIRI法の交代療法を導入した進行・再発大腸癌症例の有害事象・治療経過・抗腫瘍効果を検討した.(対象)mFOLFOX6法を施行した66症例中交代療法を施行した全23症例を対象とした(結果)男女比は14=9で施行年齢の中間値は65であった.G3の知覚性末梢神経障害は非交代療法例では12.2%に発生したのに対しt交代療法例では存在せずG1・G2は696列目両者ほほ同率であったがG2が交代療法で低率であった.口腔・咽頭瞳害も交代療法で8%と非交代療法の31.7%に比し低率であった.G3以上の好中球減少・血小板減少・肝腎機能障害は非交代療法例で高率であった.G3のアレルギー反応は80%とほぼ同率であった.全23泥中.現在治療継続中の12例を除いたll例の次Regimenは6例にBevacizu-mabを導入し1例に間質性肺炎が発症したためsLV5FU2法に移行した.3例はBSCとなった.奏効率は609%(非交代療法例=55.8%)で中間生存期間は348日無再発生存期間中間値は248日であった(結語)同法は抗腫瘍効果を低下させることなくG3の知覚性末梢神経障害を予防可能な有用なRegimenである.アレルギー反応は両者同頻度で起こり得る同法に抵抗症例に対するRegimenの確立が望まれる. |
索引用語 |