セッション情報 | 一般演題(ポスター) |
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タイトル | P526 肝細胞癌に対する血管内治療におけるFPDを用いたLCI(Cone-Beam CT)の有用性並びに今後についての検討. |
演者 | 山中伸一(大阪赤十字病院消化器科) |
共同演者 | 坂本梓(大阪赤十字病院消化器科), 恵荘裕嗣(大阪赤十字病院消化器科), 永田嘉昭(大阪赤十字病院消化器科), 川上尚人(大阪赤十字病院消化器科), 波多野貴昭(大阪赤十字病院消化器科), 西島規浩(大阪赤十字病院消化器科), 松尾裕央(大阪赤十字病院消化器科), 齋藤澄夫(大阪赤十字病院消化器科), 中辻正人(大阪赤十字病院消化器科), 池田敦之(大阪赤十字病院消化器科), 西川浩樹(大阪赤十字病院消化器科), 津村剛彦(大阪赤十字病院消化器科), 岡部純弘(大阪赤十字病院消化器科), 岡田光正(大阪赤十字病院放射線科), 芦田信示(大阪赤十字病院放射線科), 喜多竜一(大阪赤十字病院消化器科), 圓尾隆典(大阪赤十字病院消化器科), 木村達(大阪赤十字病院消化器科), 大崎征夫(大阪赤十字病院消化器科) |
抄録 | 肝細胞癌に対する血管内治療においてDSA(Digital Subtraction Angiography)にCTHA(CT during Hepatic Arteriography)・CTAP(CT during Arterial Por-tography)を組み合わせたIVR-CTは精度の高い診断・治療を行う上で必要不可欠な存在となっている.しかし実際には設備投資・設置面積等の理由により肝細胞癌の治療を行う全ての施設がIVR-CTを有する状況であるとは言い難いのが現状である.当院では2002年の3D-DSA導入2003年のIVR-CTの導入を経て現在年間約770件のangiographyを施行しそのほぼ全例でDSACT且ACTAPを行った上でTACE(Transcatheter Arterial Chemo-Embolization)を施行している当院では通常のIVR-CTに東芝メディカルシステムズと共同でFPD(Flat Panel Display)を用いたLCI(low contract image:別称Cone-BeamCT;TOSHIBA In丘nix Celeve)を併用し得られた画像を各種血管内治療に臨床応用しているLCI(Cone-Beam CT)は3D-DSA撮像時のデータからCT画像を再構成するものでありCTHA・CTAPに相当する画像を得る事ができる.またLCI(Cone-Beam CT)では3D-DSA画像とともに通常のDSAでは同定困難な腫瘍への栄養血管の分岐形態と腫瘍濃染を同時に3次元的に評価可能であるLCI(Cone-Beam CT)はその撮影装置が通常のangigraphyで使用されるCアームを用いる簡便な機器であるため過大な設置面積を必要とせずIVR-CTを併設しない一般市中病院でも十分設置可能な機器と思われた.当院での使用経験をもとにLCI(Cone-Beam CT)の有用性並びにLCI(Cone-Beam CT)の今後につき各種症例提示を交えて若干の文献的考察を加えて報告する. |
索引用語 |