セッション情報 |
特別企画パネルディスカッション 外科の立場から
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タイトル |
SPD-5 女性消化器医師力が輝き続けるために:外科の立場からのキャリアアップ支援
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演者 |
島田光生(徳島大学消化器・移植外科) |
共同演者 |
高須千絵(徳島大学消化器・移植外科), 金本真美(徳島大学消化器・移植外科) |
抄録 |
地方での外科入局自体が減少に歯止めをかける一つのカギが“女性外科医が一番働きやすい職場を作る”ことと考え試行錯誤している我々のキャリアアップ支援について報告します(1)手術や臨床における支援:力仕事の軽減のため鏡視下手術や当施設にも導入されたda Vinciによるロボット支援手術(座ったままでも手術可能)への移行を進めることまた長時間の手術でも参加が可能にするために手術における役割分担の導入を行っています(例えば生体肝移植手術の約13時間のなかで重要なパートであるマイクロでの動脈吻合の2時間弱を受け持つ).また女性の良さを発揮してもらうため大腸肛門領域の女性外来の設置を始めています(2)キャリア形成のモデル作成:早くから国内学会のみならず年1回以上の国際学会での発表経験を積ませ(Globalization)研究の楽しみの体得や博士号取得の経験さらには早い時期の海外留学の機会の提供(平成15年卒カロリンスカ大学)帰国してからは文部教官の道を歩んでもらうような指導を始めました.楽しく続けられる教室の雰囲気つくりも極めて重要と考え阿波踊りや教室パーティーなど積極的な楽しい行事つくり現代版の大家族社会とも言える面倒をとことんみる教室の雰囲気つくりや徳大外科女医会の定期開催などを行っています.教室内では女性外科医のキャリアアップに関する問題点の抽出と対策や女性外科医自身の問題としての医師を志した気持ちやリーダーとなる気概を含めた意識改革の必要性についてディスカッションしさらには同じ考えを共有する関連病院の指導的立場の先生とも連携をとって地域全体で女性をサポートしていく雰囲気作りを行っています.私は外科の立場としてtキング牧師のように“女性外科医が一番働きやすい教室という夢は語られてこそ実現し夢というものはそれが優れた語り手を得た時に初めて実現へ向かうものである”考えてキャリアアップ支援を続けていこうと思っています. |
索引用語 |
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