セッション情報 | シンポジウム6ゲノムワイド検索(GWAS)と消化器疾患 基調講演 |
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タイトル | S6-1 次世代シークエンサーが変える消化器疾患のゲノム解析 |
演者 | 菅野純夫(東京大学新領域メディカルゲノム) |
共同演者 | |
抄録 | 次世代シークエンサーとは従来型シークエンサーの1000倍以上の効率で塩基配列を決定することができる新しいタイプのシークエンサーである.次世代シークエンサー用いおおよそ7-80万円のコストかければ数カ月で個人ゲノムを解読することが可能となった.数年以内にそのコストは10万円程度になると考えられている.今や個人のゲノム解読時代(パーソナルゲノム時代)に突入しつつあると言っても過言ではないだろう.このような次世代シークエンサーの登場で様々な種類のゲノム解析がマイクロアレイから次世代シークエンサーを用いて行うようになりつつある.癌の体細胞変異などのゲノム変異解析遺伝子発現解析ヒストン修飾やDNAのメチル化を網羅的に解析するエピゲノム解析腸内細菌などを網羅的に解析するメタゲノム解析さらには疾患の原因遺伝子探索にも威力を発揮しつつある.本講演では次世代シークエンサーとは何かそれを用いて今どのような研究がおこなわれているのかについて消化器疾患を中心に現状を述べ将来の研究と医療を展望してみたい. |
索引用語 |