セッション情報 ワークショップ4

肝再生医療への展望

タイトル

W4-3 iPS細胞から肝細胞分化を目指した転写因子の解析

演者
共同演者
抄録 【目的】iPS細胞は刺細胞のcen sourceとして理想的である.細胞の分化には転写因子が重要な役割を果たしている.発生段階の肝臓ではForkhead box protein A2(F).に続いてHematopoietica皿y expressedhomeobox(H)が発現し最後にC/EBPα(A)C/EBPβ(B)が発現する.ips細胞から肝細胞への分化を目指し即吟の発生に関わる転写因子のiPS細胞から肝前駆細胞への分化誘導能を検討した.【方法】ヒトiPs細胞(201B7理研)より抽出したRNAヒト胎児・成人肝臓由来のRNA(Clontech社)よりRT-PCRにてFHABの発現を解析した.各転写因子(oriGene社)を3日中とに1種類ずつ順番を変えてms細胞に導入8日後RNAを抽出してcDNAを合成し肝前駆細胞の指標としてalpha-feto protein(AFP)とDelta一五ke l homolog(Dlk)一1pluripotencyの指標としてNanogの発現をリアルタイム定量PCR(SYBR Green)にてそれぞれ解析した.【成績】解析した転写因子は全て胎児肝成人肝ともに発現していた.iPS細胞ではBのみ発現していた.そこでBを除いたFHAを導入した. AHFの順番がAFPの発現量をrPS細胞に比して16倍に増強した. Dlk-1の発現でもAHFが6.8倍に増強した。 Nanogの発現量はFHAがiPS細胞に比して1.4%AHFでは4.3%に抑制した.1結論l AHFの順番は発生段階に発現する順番と異なる.ips細胞から肝細胞への分化の試みには肝臓の発生学の知見に加えて独自の工夫が必要なことが示唆された.C/EBPβはマウスES細胞でも発現が見られるので肝細胞分化促進以外にESrPS細胞ではpluripotencyに関与している可能性がある.
索引用語