抄録 |
【背景・目的1遺伝子型2型の。型慢性肝炎に対する抗ウイルス療法は従来のIFN単独またはRibavirin併用療法でSVRが約80%に得られその効果は佳良である.だからこそ患者は100%の治癒率を求めるが残り20%の治癒率改善は容易ではない.我々は治癒率改善のため血中HCV-RNA陰性化時期により治療期間延長に取り組んできたので報告する【対象1対象は当院で抗HCV療法を2005年から2011年1月までに導入した遺伝子型2型C型慢性肝炎40例.年齢50.9歳性別は男性22例.二二子型2Aが26例、2B14例.組織像はF1:F2:F3:F4 = 13:17:5;5.ウイルス量:は100K:IU/1nしまたは5.OLru/mL以上の高ウイルス量が27例だった【方法1PEG-IFNα2A単独(1例のみclFNα使用)が14例PEG-IFNα+Ribavirin併用が26例でレジメンは患者に選択させt顕性糖尿病を合併した症例だけはRilbavirin併用を避けた.4週毎に血申HCV-R:NAを測定し4週でRNAが消失した例は24週で投与を打ち切り8週で消失した症例は48週投与した.12週以上消失.に時間がかかった症例は原則72週以上の投与を行う(48週72週96週各1例)かもしくは単独投与例ではRibavi血をad onして48週投与した.投与終了後6ヶ月以上血中HCV-RNA陰性例をSVRとした.【結果】40例中37例がSVRに至った(925%). SVRを得られなかった症例は遺伝子型2Bでserotype lとされserotype/gen◎gtype乖離の見られた2例(各々RNA消失時期は8週置17週)と二二子型2AだがF4であった女性の高齢者(69歳)1例だった.【考案・結語】遺伝子型2型に対するResponse-guided therapyは90%にSVRが得られたがserotype/genotype乖離例にはさらなる工夫が必要である.乖離例のHCVは特殊な塩基配列が想定され現在東芝病院研究部に精査を依頼申である、 |