セッション情報 一般演題(口演)

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O-083 miRNA発現プロファイルと胆管細胞癌の化学療法感受性との関連

演者 岡本欣也(鳥取大学第二内科)
共同演者 三好謙一(鳥取大学第二内科), 村脇義和(鳥取大学第二内科)
抄録 【目的1進行した胆管細胞癌は外科切除が園難で化学療法を主とした治療にも強い抵抗性を持っていることが多い.近年内因性の二重鎖RNA(lniRNA)がそのセンス鎖と相補性の高いmRNAの翻訳を阻害し蛋白質発現に影響.していることが明らかにされている.今回我々は胆管細胞癌株におけるmiRNA発現プロファイルとゲムシタビン(GEM)の感受性との関連について検討した.1方法12種の胆管細胞癌株HuH28とHuCCTIを用いGEMに対する感受性をCCK:一8アッセイで検討した.また100μM GEM添加群と非添加群でmiRNAの発現強度をマイクロアレイ法で網羅的に比較検討した【成績1 Hu}128はHuCCT1に比べて明らかにGEM感受性が低かった.刺細胞株でGEM添加72時間後のmiRNA発現プロファイルを非添加群と比較検討した. HuH28では2倍以上の変動を示すtniRNAは認められなかった. HuCCTIではmiR1260と1280がGEM添加群で著明に発現低下してい・たが合成miR126eおよび1280のトランスフェクションによる過剰発現を行っても感受性に差はみられなかった.次にHuH:28とHuCCT1の間でmiRNA発現強度を検討したところ18個のmiRNAで4倍以上の変動がみとめられたHuH28において発現低下群を過剰発現発現増強群をアンチオリゴヌクレオチドによって抑制したところmiR29b205221の過剰発現mlk125a-5pの抑制によってGEMに対する感受性の改善が認められた.アポトーシスとの関運についてカスバ一票3/7活性を測定したところ皿iR221過剰発現でG耳M添加群のカスパーゼ活性が上昇したが他のmiRNAで差はみられなかった.複数のmiRNA標的遺伝子予想プログラムで検討するとそれぞれのmiRNAが細胞周期や生存に関し多くの困子に干渉することが示された.【結論】miRNA発現プロファイルは胆管細胞癌での化学療法への感受性に強く影響していた.
索引用語