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O-088 膵がん細胞に対する短波長紫外線(UV-C)とゲムシタビン併用による腫瘍増殖抑制およびアポトーシス誘導効果

演者
共同演者
抄録 【はじめに1現在進行膵がん患者にゲムシタビンが標準治療薬として用いられるがその結果は満足できるものではない.我々は今までに膵がん細胞における短波長紫外線(UV-C)の有用性を報告してきた.今回膵がん細胞に対するUV-C照射とゲムシタビン併用による腫瘍増殖抑制とアポトーシス誘導効果の影響について検討した.【方法】膵がん細胞(Panc1K:P3)に対するUV-C照射(10 J)ゲムシタビン(10μM).一単独および併用による細胞増殖抑制およびアポトーシス誘導効果を検討した.さらに膵がんに高発現しているEGFRの脱感作作胤5’AMP-activated kmase(AMPK:)を含む細胞内情報伝達機構への影響について検討した.【結果】Panc1KP3ではUV-C照射(10 J)ゲムシタビン(10μM)単独投与ではほとんど殺細胞効果を認めなかったがt併用により強力に増殖抑制.およびアポトーシス誘導を認めた.さらに併用によりEGFで惹起されるAkt-GSK-3β系のリン酸化が抑制されβ一ca土el血量の減少を認めた.また併用によりAMPKαの活性化を認めAMPK:直接活性化畑賀であるAICARでも同様の現象を認めた.つまりUV℃とゲムシタビンによる併用効果はAMPKの活性化を介していると思われた.【結語】UV-C照射とゲムシタビンの併用によりAMPKの活性化を介して増殖抑制およびアポトーシス誘導効果を認めた.ゲムシタビン治療の上乗せ効果を期待した紫外線療法の実用化により膵がんの治療戦略に新たな展開をもたらすものと思われた
索引用語