セッション情報 一般演題(口演)

内視鏡治療

タイトル

O-135 瘻孔閉鎖を目的とした胃瘻カテーテル抜去の現状と閉鎖不全への対策

演者
共同演者
抄録 【目的】内視鏡的胃旗造設術の普及により胃痩造設のハードルは医療者側患者側双:方ともに低くなりつつある.造設件数が増えるに伴い臨床経過により胃痩自体が不必要になり.カテーテル抜去を行う症例が散見されるようになった胃痩カテーテル抜去後は大多数の症例が半日ほどで閉鎖するとされているが中には閉鎖せず難渋する症例も経験する.今回我々は胃腔カテーテル抜去の現況及び閉鎖不全を呈した症例で内視鏡的アルゴンプラズマ凝固とクリップによる縫縮術にて閉鎖に成功した症例を4例経験したため報告する【方法】2007年4月から2011年9月頃でに内1視鏡的胃痩造設術を行ったのち閉鎖目的で胃痩を抜去した症例(事故抜去を除く)を検討した.【成績】男性14例女性8例..原疾患は悪性腫瘍16例神経疾患その他6例であった.悪性腫瘍の方は全員放射線化学療法の前に造設されていた.悪性腫瘍の患者は1例を除きCR後抜去を行った.1例は放射線化学療法後CRを確認し抜去したが不顕性の誤嚥性肺炎を併発し1年後に再造聴した.痩孔閉鎖不全の症例は4例で全例内視鏡的アルゴンプラズマ凝固とクリップによる縫縮術にて閉鎖に成功した【結論】頭頚部癌の放射線化学療法の支持療法としての症例の増加に伴い胃痩カテーテル抜去の症例が増えつつあり痩孔閉鎖不全に対し対策が必要となってきた.われわれはアルゴンプラズマ凝固とクリップによる縫縮が有効である症例を経験した.今後のさらなる前向き研究が必要である.
索引用語