セッション情報 一般演題(口演)

内視鏡治療

タイトル

O-136 The Utility of Standardization of Procedures and Tele-surgical System for Laparoscopy Assisted Gastrectomy for Gastric Cancer in the Provincial Area

演者
共同演者
抄録 【目的】腹腔鏡補助下胃切除術(以下LAG)は煩雑な手術操作を要し地方では十分に普及していない.地方で.の医療向上における術式定型化・遠隔医療システム導入の意義を検討しさらに若手医師・学生に対しアンケート調査を行った、【対象・方法1検討1:術式定型化の意義:手技定型化後LADG 110例を対象とし内視鏡外科技術認定医(以下認定医)取得後に認定医術者・レジデント助手で行ったA群(33例).レジデント1術者・認定医助手B群(26例)レジデントH術者・認定医助手C群(5例)術者・助手ともに認定医D群(33例)を手術時間出血量リンパ節郭清個数の項目で比較し、教育における意義を検討した.難易度の高いLATG(41例)も同様にA-D群に分け検討した。検討2:遠隔医療システムの導入:70km離れたへき地病院をインターネット回線で結び遠隔医療システムを構築した.当院認定医・当該病院若手医師1名でLADG6例を施行大学病院の成績と比較検討した検討3:学生20名初期研修医5名若手外科医師10名へき地勤務医師に対し遠隔医療システムの有用性に関するアンケート調査を行った.1結果】検討1.LADG:平均手術時問はA・B・C・D群各29632a 329285分でD群がB・C群より有意に短くA・B・C群間に有意差はなかった各群問で他検討項目に有意洋なし.LATG:D群平均手術時間352分で最も短縮され他の項目もLADGと同様の結果であった検討2:LADG 6例の平均手術蒔聞は310分検討項目全て大学A群と有意差なし検討3:初期研修医・学生の約50%が有用性に乏しいとの回答であったが若手外科医師・へき地勤務医師は全員医療支援における重要性は認識している結果であった.【結語1地域での研修でもLAGの定型化は可能で教育に有用であり遠隔医療システムの導入は外科領域の入材の育成・発掘に寄与する.
索引用語