セッション情報 一般演題(口演)

臨床2

タイトル

O-152 進行再発膵癌に対するgemcitabine+S-1併用療法の投与法に対する検討

演者 鈴木修司(八王子消化器病院)
共同演者 尾崎雄飛(八王子消化器病院), 森下慶一(八王子消化器病院), 斎田真(八王子消化器病院), 梶理史(八王子消化器病院), 小池伸定(八王子消化器病院), 原田信比古(八王子消化器病院), 武雄康悦(八王子消化器病院), 林恒男(八王子消化器病院), 鈴木衛(八王子消化器病院), 今泉俊秀(八王子消化器病院)
抄録 【目的】進行再発膵癌の標準治療はこれまでgemcitabine(GEM)であったがS-1とのcombinぬon療法はその効果的な使用法が必要となっている.投与法による問題点を検討した.【方法】対象はGEM+S-1療法(TS180 mg/m2を2週間服薬daylとday8にGEMIOOOm9/m2を投与)を施行した群35例で外法で施行した群20例(A群)1週1休の隔週投与15例(B群)に分け検:討した.【成績】全体では男性15例女性20例で平均年齢は663例であった奏功はPR11例SD9例PD15例で奏効率は31.4%diseasecontrol rate(DCR)は57.1%であった. A群は20例で男性8例女性12例で平均年齢は65.2歳で原発部位は膵頭部10例体尾部9例全体癌1例で病変は局所過進展9例肝転移7例:その他4例であうた.平均投与コースは6.15コース(1~33コース)であった.PR2例SD5例PDI3例で奏効率は10%DCRは35%であった.歩脚や投与法変更は6例(30%)認めた副作用ではgrade3以上はWBC減少3例(15%)血小板減少2例(10%)であった.B群は15例で男性7例女性8例で平均年齢は67.8歳であった原発部位は膵頭部10例体尾部5例で病変は局所過進展5例肝転移5例腹膜播種2例その他3例であった.平均投与コースは102コース(1~20コース)であったPR9例SD4例PD2例で奏効率は60%DCRは86.7%であった.副作用ではgrade3以上はWBC減少1例(6.7%)であった.全体/A群/B群ではMST268日遅230日/507日PFS128日/90日/203日1生率40.3%/32.4%/509%2生率26%/24.3%/29%であった【結論】進行再発膵癌に対するgemcitabine+S-1併用療法では2週間投薬よりも1週1休の隔週投与の方が奏功t認容性も高く副作用も少ない傾向であった
索引用語