セッション情報 | 一般演題(口演) |
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タイトル | O-181 NAFLDにおける肝線維化の非侵襲的評価~VTTQfibroscanRTTEの比較~ |
演者 | 中原隆志(広島大学大学院消化器・代謝内科学) |
共同演者 | 高木慎太郎(広島大学大学院消化器・代謝内科学), 宮木大輔(広島大学大学院消化器・代謝内科学), 田中未央(広島大学大学院消化器・代謝内科学), 苗代展昭(広島大学大学院消化器・代謝内科学), 本田洋二(広島大学大学院消化器・代謝内科学), 長沖祐子(広島大学大学院消化器・代謝内科学), 河岡友和(広島大学大学院消化器・代謝内科学), 柘植雅貴(広島大学大学院消化器・代謝内科学), 平松憲(広島大学大学院消化器・代謝内科学), 脇浩司(広島大学大学院消化器・代謝内科学), 今村道雄(広島大学大学院消化器・代謝内科学), 川上由育(広島大学大学院消化器・代謝内科学), 相方浩(広島大学大学院消化器・代謝内科学), 兵庫秀幸(広島大学大学院消化器・代謝内科学), 高橋祥一(広島大学大学院消化器・代謝内科学), 茶山一彰(広島大学大学院消化器・代謝内科学) |
抄録 | 【はじめに】慢性肝疾患における肝線維化の非侵襲的測定法はさまざまな機器が開発され.その有用性が報告されている【目的】Non-alcoholic fatty liver disease(NAFLD)において超音波を用いた非侵襲的肝線維化評価法であるVTTQ(Vir-tal touch Tissue Quantification)FibroscanRTTE(Real-time Tissue Elastograrphy)の各検査の有用性について比較検討する.【対象と方法】2011年4月から2011年9月までにVTTQFibroscanRTTEと経皮的肝生検を同時に施行したNAFLD30例.年齢47歳(25-77歳)男性12例女性18例身長161±19cm体et 71±32kg. BmU 26ユ±13AST 40±441U/LA上T 49±711U/L血小板2L9±7.9万/FtLVTTQとfibroscanは10回RTTEは5回測定し引き続き超音波ガイド下に16Gソロカット針を使用し肝生検を施行した.各々の弾性波速度硬度LF indexを肝生検の病理所見を比較検討した.なお病理診断の線維化分類はbrunt分類に準じた.【結果】VTTQは全例で測定可能であったが肥満の影響でfibroscanは2例でRTTEは7例で測定値が得られなかった. RTTEは心拍動による波形が得られない症例がみられた肝生検のF因子ごとのVTTQ/Fi-broscan/RTTEの各値(中央値(最小一最大))はFel:1.12(O.96-1.46)/4.25(3.10-6.80)L 1.77 (126-3.18)F2;1.12 (O.96-1.46)/575 (3.70-27.7)/2.545 (1.os-4.43)F3;1.31(1」)2-2.85)/8.85(8.10-35.80)/3225(3.72-4.54)でありVTTQfibroscanではFlとF2の分離が不良であったがRTTEでは良好な分離がえられた粧いずれのmodalityもF2とF3の分離に優れていた.【結語】VTTQfi-broscanRTTEは肥満の程度により機器を選択する必要があるがいずれの機器もNAFLDにおけるF3以上の分離に有用であると思われた. |
索引用語 |