セッション情報 一般演題(ポスター)ディスプレイ2

胃・十二指腸

タイトル

P-011 シタグリプチンによる胃排出能に及ぼす影響に関する検討

演者
共同演者
抄録 【目的1選択SS DPP-4阻害薬であるシタグリプチンは新規糖尿病治療薬として注目されている.DPP-4阻害薬は活性型インクレチンを増加させる事により薬理作用を発揮するが増加した内因性インクレチンが胃機能に及ぼす影響については十分な検討がなされていない.今回我々はシタグリプチンの内服投与による胃排出能への影響について健常ボランティアを対象に‘℃02呼気法を用いて検討した【方法127-se歳の健常男性ボランティア10名を対象とし試験食投与2時間前のシタグリプチン50mg内服投与の有無でcrossover.studyを施行した8時間の回飲食後呼気バックを用いて試験食摂食前と摂食後5101520304050007590105120135150分に呼気検体を集積した、試験食は200kcal/200皿1の流動食(ラコール:大塚製薬)に1℃酢酸100mgを標識したものを用いた.呼気検体はPOCone(大塚電子)を用いてδ値を測定し胃排出近似曲線を用いて胃排出パラメーターであるT1/2TlagGECβKを算出した得られたデーターはシタグリプチン有無の2条件間で統計学的に比較検討した.【結果:】Time to peak:シタグリプチン群40(30-60)vsコントロール群40(20-60)(P=02596)であった(median(range):mh)シタグリプチン内服によりTime to Peakに有意な変化は認めなかった.【考察】シタグリプチン50mg内服の胃機能に及1…け影響に関してその他の胃排出パラメーターの統計学的解析結果と文献学的考察を併せて報告したい.
索引用語