セッション情報 | 一般演題(ポスター)ディスプレイ3肝癌2 |
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タイトル | P-024 当院における過去10年間のC型肝炎関連肝癌の臨床像変化 |
演者 | 依光展和(愛媛県立中央病院消化器内科) |
共同演者 | 平岡淳(愛媛県立中央病院消化器内科), 今井祐輔(愛媛県立中央病院消化器内科), 宇都宮大貴(愛媛県立中央病院消化器内科), 達川はるか(愛媛県立中央病院消化器内科), 田鶴谷奈友(愛媛県立中央病院消化器内科), 山子泰加(愛媛県立中央病院消化器内科), 清水祐宏(愛媛県立中央病院消化器内科), 日高聡(愛媛県立中央病院消化器内科), 谷平哲哉(愛媛県立中央病院消化器内科), 長谷部昌(愛媛県立中央病院消化器内科), 宮本安尚(愛媛県立中央病院消化器内科), 二宮朋之(愛媛県立中央病院消化器内科), 道堯浩二郎(愛媛県立中央病院消化器内科) |
抄録 | 【背景・目的】肝癌の発症年齢が高齢化している中でC型肝炎関連肝癌の臨床像がどのように変化しているか明らかにする.【方法】12000年2月から2009年12月まで当施設にて治療を行ったC型肝炎関連初発肝癌613人を対象に2000年から2004年の前期(n=270)2005年から2009年の後期(n=343)に分けてそれぞれの患者背景や臨床的特徴について比較・検討した.【結果】前期から後期にかけて平均年齢が669歳から69.5歳と約3歳上昇し高齢患者(75歳以上)が全体に占める割合は17.8%から33.5%に有意に増加していた(P<0.001)、性別・TNMstageは有意差を認めなかったがChild-Pugh BまたはC患者の割合が30.0%から42.0%に有意に増加し(P=OOO3)高齢HCC患者に限定した検討でもChild-Pugh BまたはCの割合も5.2%から12.5%.と有意に増加していた(P=0003).一方治療では根治術として低侵襲なラジオ波焼灼術(RFA)を行った患者の割合が26.7%から42.9%に有.意に増加していたが(P=O030)前期と後期の生存率に有意差はなかった(3年5年:60.5%44.7%vs.56.9%37.7%P=0219)【結論】肝癌初発年齢が高齢化しており肝予備能が低下したC型肝炎関連肝癌の患者が増えていた.低侵襲な根治的治療としてRFAが選択される症例が多くなっていた. |
索引用語 |