セッション情報 | 一般演題(ポスター)ディスプレイ3肝癌2 |
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タイトル | P-028 当科での腹腔鏡下肝切除術の導入と短期成績 |
演者 | 鹿野敏雄(市立四日市病院外科) |
共同演者 | 木下敬史(市立四日市病院外科), 森敏宏(市立四日市病院外科), 倉田信彦(市立四日市病院外科), 筒山将之(市立四日市病院外科), 梅田晋一(市立四日市病院外科), 鎗田哲暢(市立四日市病院外科), 徳永晴策(市立四日市病院外科), 柴田雅央(市立四日市病院外科), 服部圭祐(市立四日市病院外科), 蜂須賀丈博(市立四日市病院外科), 篠原正彦(市立四日市病院外科), 宮内正之(市立四日市病院外科) |
抄録 | 【緒言】腹腔鏡下野切除術は低浸襲手術として定着してきており患者に対する利益は大きくまた関連する手術器具も様々な利便性のあるものが登場し安全性も向上した。しかしながらその手術手技の煩雑さから広く普及しているとは言い難いのが現状である.当科でも2010年6月から本術式を導入Tこれまでに7例の腹腔鏡下側切除術を施行した.当科での短期成績について報告する.【対象】2010年6月から2011年10月までに施行した腹腔鏡下酒切除術症例7例.当科では腹腔鏡補助下肝切除ではなく腹腔鏡操作のまま肝離断を行う腹腔鏡下肝切除術を基本術式としている.【肝切離法】CO2気腹下で肝実質離断には表層は超音波凝固切開装置深部は超音波メスを使用脈管は適宜クリップ結紮もしくはVessel sealing systemを使用した.[結果】性別(男:女=5:2)平均年齢54.6(34-70)歳疾患内訳は転移性肝腫瘍3例HCC2例その他2例であった.腫瘍主座は肝左葉外側区域5例右葉後区域2例であった.術式は部分切除4例(うち腹腔鏡補助下1例)外側区域切除2例亜区域切除1例であった.合併切除は胃1例卵巣1例であった.平均手術時間188(57-266)分平均出血:量230(10-633)m1平均術後在院日数6.5(3-10)日であった.術中合併症は1例に肝静脈から根部からの出血を認め開腹移行を要したがt術後出血胆汁漏腹腔内膿瘍などの術後合併症はこれまでに認めていない.【まとめ】肝静脈からの出血で1例が開腹移行となったが輸血を要することなく第7病日に退院となった.当科ではまだ7例の経験しかないが今後も安全性に留意し症例を積み上げてゆく予定である. |
索引用語 |