セッション情報 | 一般演題(ポスター)ディスプレイ2大腸 |
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タイトル | P-054 レドックスナノ粒子による潰瘍性大腸炎に対するナノ治療法の開発 |
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抄録 | これまでサルファ剤やステロイド治療に対して十分な効果が得られず難治疾患に指定されていた潰瘍性大腸炎に対し抗TNFα抗体治療が好成績をあげ新しい時代が到来しつつあるしかしながら抗TNFCt抗体は免疫能の低下による感染症障害や遅発性過敏症などの副作用が懸念されるだけでなく安定性や極めて高価であるなど様々な問題があるのが現状である.タンパク質薬による医療費へ圧迫が財政破綻を招きかねない昨今安全で使いやすい治療法が望まれている.我々は活性酸素を消去し炎症を抑える二1トロキシドラジカルをナノ粒子に封入し副作用の低減と大腸粘膜への高効率的な送達を達成し高い治療効果を発揮するナノ治療法に関して研究を進めている本研究では40nmのナノ粒子が潰瘍性大腸炎モデルマウスの大腸粘膜に高度に集積すること(AUCが低分子に比べて50~100分置.血中に取「り込まれず全身に対する副作用の惹起がないことなどにより効率的にDSS障害マウスを改善することを見いだしたので報告する.これらの結果は新たなナノ粒子治療戦略として期待される. |
索引用語 |