セッション情報 一般演題(ポスター)ディスプレイ3

肝癌3

タイトル

P-060 腫瘍径10cm以上の主結節を有するStage-IV肝細胞癌に対するNew FP療法の成績

演者
共同演者
抄録 1目的】本邦において脈管侵襲を伴う肝細胞癌(HCC)に対する治療において肝動注化学療法(HAIC)は治療の中心とされてきた.しかし大結節を伴うHCCに対してはLow dose FPなど既存のレジメンでは十分な結果が得られなかった.大結節を伴うSta窪e IV HCCに対するNew FP療法の治療成綾を検討する.【対象12003年6月から2011年9月の期閥当院にて肝動注療法を施行したStagelV-A肝細胞描119例のうち10cm以上の主結節を有しNew FP療法を行った31例(平均年齢696歳Child Pugh A/B:18/13例Vp2/3/4:5/17/9例)を対象とした.【方法1リザーバーを留置し入院中New FP療法を2クール以上施行外来ではbi-weeklyに可能なかぎり継続しdownstagingが得られた症例は肝切除を行った.31例の治療効果判定はm-RECISTでおこなった.31例の累積生存期間(OS)をKaplan-Meier法で示しChild Pugh別Vp別t治療効果別にLog Rank検定を行ったK結果1全例合併症による治療中止はなかった.治療効果はCR/PR/SD/PD:5/19/7/0例で奏効率は83.8%であった。累積生存率は1年号2年/3年:69/45/25%で中央値(MST)は23カ月であった.条件別のMSTはChi1d Pugh A/B : 23/eeカ月(P=O.767>Vp2/3/4:53/15/15カ月(P=O.068)治療効果CR/PR/SD:23/26/7カ月(P=0.100)治療効果がみられ肝切除が可能となった4例を含めcancer freeが得られた症例は12例(3&7%)でMSTは67カ月であった【まとめ】Low doseFPは脈管侵襲を伴う進行肝細胞癌に有効とされるが大月飾に対しては有効ではなかった.New FP療法はCDDPをリピオドールと混和投与することで肝組織内血申濃度を高く維持することが可能となり大結節にも効果が得られた.さらにcancer freeとなると長期生存が得られる可能性もあり大結節を含む進行肝細胞癌への初期治療としてNew FPは優れていると考えられる.
索引用語