セッション情報 一般演題(ポスター)ディスプレイ3

肝画像・腫瘍マーカー

タイトル

P-068 非上皮性肝悪性腫瘍の3例

演者 足立哲平(近畿大学医学部消化器内科)
共同演者 有住忠晃(近畿大学医学部消化器内科), 早石宗右(近畿大学医学部消化器内科), 田北雅弘(近畿大学医学部消化器内科), 北井聡(近畿大学医学部消化器内科), 矢田典久(近畿大学医学部消化器内科), 井上達夫(近畿大学医学部消化器内科), 萩原智(近畿大学医学部消化器内科), 南康範(近畿大学医学部消化器内科), 櫻井俊治(近畿大学医学部消化器内科), 上嶋一臣(近畿大学医学部消化器内科), 西田直生志(近畿大学医学部消化器内科), 工藤正俊(近畿大学医学部消化器内科)
抄録 肝血管肉腫と肝類上皮血管内皮腫はどちら.も血管内皮由来の比較的稀な肝原発腫痩であり発見や診断が困難な事も多い.今回我々は3例の非上皮性肝悪性腫癌の症例を経験したので報告する.(症例1)70歳代男性.胃癌術後に平成21年IO月に多発肝腫瘤を指摘され当院紹介された平成22年8月の造影CTで辺縁が強く造影される多発肝腫瘍を認めた.Gd-EOB-MRIの卵細胞相ではいずれも取り込み低下を認めた.転移性肝癌を疑ったが腫瘍マーカー上昇を認めないことから山門生検を施行したところ肝類上皮血管内皮腫と診断された.平成22年11月肝動脈塞栓療法にて先行治療後に平成23年2月に姑息的治療目的にて肝中央二区域切除術が施行された.切除標本の免疫組織学的検索においてCD31染色陽性CD34染色陽性Factor8染色陽性であり肝血管肉腫と病理診断された.(症例2)20歳代女性でKlippel-Trenaロnay-Weber syndromeの既彼を有した平成22年9月の造影CTでリング状に造影される多発肝腫癌を指摘され当院に紹介された.Gd-EOB-MRIの動脈相では肝両端にリング状濃染を呈する多発肝腫瘍を認めいずれも肝細胞相では取り込み低下を呈した.また肺と殿筋に転移病巣を認めたことから殿筋の腫瘍生検を行ったところ血管肉腫と診断された.アドリアマイシンによる全身化学療法を5コース施行しStable diseaseを維持して・いる(症例3)症例は50歳代女性.平成23年5月に多発肝腫瘍を近医にて指摘され当院を受診した上下部消化管に悪性腫瘍は指摘されずGd-EOB-MRIの動脈相では肝両葉にリング状濃染を呈する多発肝腫蕩を認めいずれも肝細胞栢では取り込み低下を呈した. PET-CTでは異常集積を認めず肝生検を行ったところ類上皮血管内皮腫と診断された増大傾向の結節についてラジオ波焼灼術を施行し現在のところ病勢は安定している
索引用語