セッション情報 一般演題(ポスター)ディスプレイ1

胃・十二指腸分子生物学

タイトル

P-083 当院における590例のヘリコバクターピロリ除菌症例の検討

演者 丸茂達之(上尾中央総合病院消化器内科)
共同演者 西川稿(上尾中央総合病院消化器内科), 近藤晴彦(上尾中央総合病院消化器内科), 江川優子(上尾中央総合病院消化器内科), 深水雅子(上尾中央総合病院消化器内科), 平井紗弥加(上尾中央総合病院消化器内科), 知念克哉(上尾中央総合病院消化器内科), 長澤邦隆(上尾中央総合病院消化器内科), 川上知孝(上尾中央総合病院消化器内科), 渡邊東(上尾中央総合病院消化器内科), 明石雅博(上尾中央総合病院消化器内科), 笹本貴広(上尾中央総合病院消化器内科), 松下功(上尾中央総合病院消化器内科), 土屋昭彦(上尾中央総合病院消化器内科), 山中正己(上尾中央総合病院消化器内科)
抄録 【目的】Helecobacterpylori(以下H.pyleri)除菌は現在多数の施設で施行されているが一施設での500例を超える報告は少ない.今回当院.におけるHpylori除菌の現状について検討する【方法と対象】本施設で2000年目ら2011年までに未除菌の評者に対して尿素呼気テスト迅速ウレアーゼ法血清抗HpyfoゴIgG抗体検査.鏡検法のいずれかの検査で陽性であった症例を感染ありと診断した一次除菌治療はアモキシシリンクラリスロマイシンプロトンポンプインヒビターの3剤による7日間のstanclard triple therapyを行った.二次除菌の多くはアモキシシリンフラジールプロトンポンプインヒビターの3剤による7日間の治療を行い三次除菌はアモキシシリンレボフロキサシンプロトンポンプインヒビターの3剤による7日間の治療を用いた.除菌判定時期は除菌終了後4週聞以後とした.除菌判定方法は主に尿素呼気テストであり迅速ウレアーゼ法での判定症例も含まれた【背景】除菌症例数590例.男性383例女性207例年齢16歳から87歳平均55歳【結果】一次除菌率は成功数/投薬した患者数(ITT)は410/562例で72%二次除菌率は62例/69例で89%三次除菌率は2/2例で100%であった。除菌成功後診断された胃癌症例は4例.除菌後から発癌までの年数は平均約3年.除菌時の年齢は55歳から76歳平均62歳早期胃癌3例O-lla 2例(tubl. tub2)0-r[b 1例(tubl)。進行胃癌1例type2(poorlyto mod6rately diff adenocarcinoma)であった【結果】当院での一次二次三次除菌成績はそれぞれ72%89%100%であり他施設の報告と類似した結果であった.除菌後診断された胃癌症例は4例であった。
索引用語