セッション情報 |
一般演題(ポスター)ディスプレイ2
大腸
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タイトル |
P-097 クローン病の生物学的製剤による治療効果の検討
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演者 |
松井啓(虎の門病院消化器内科) |
共同演者 |
貝瀬満(虎の門病院消化器内科), 布袋屋修(虎の門病院消化器内科) |
抄録 |
【目的】クローン病に対する生物学的製剤治療の短期及び長期予後について検討した.【方法]2011年10月31日現在当科でクローン病と確定診断され加療中の患者38例のうち当科でh血】dmabまたはAdalimumab g外し継続投与中の投与中の患者11例の治療効果についてretrospeotiveに検討した。【結果】Lnfli血ab群5例の背景:は平均年齢39歳男女比は4;1平均発症年齢は296歳平均罹病期間は9年小腸大腸型2例・大腸型3例であった.導入時痔ろう合併は0例(埋ろう手術の既往は1例)であった.Adalimumab群6例の背景は平均年齢36歳男女比は5:1平均発症年齢は26.8歳平均罹病期問は8年小腸型4例・小腸大腸型1例・大腸型1例であった導入時内痩1例・腸管狭窄2例・痔ろう合併は1例(睡ろう手術の既往は3例)であったInfliximab #とAda且mumab群の平均投与週数は208週頃27週.導入時の平均CDAIは301.56対239.6平均CRPは3.86対し13Azathioprine併用例は3対2であった.4-10週目の平均CDAIは8924対98.1平均△CDAIは212.3対151.5(p=0.34)平均CRPは0.88対057で1血】dmab投与群の1例を除き臨床的寛解が得られた.寛解維持の評価はInfiiximab geのみで行った.5例中2例は維持投与中に再燃しており観察期間中内視鏡的に粘膜治癒に至ったことはない1例はステロイド依存例で投与開始1年8カ月からIn-fliXimabの投与間隔を6週毎にしたがステロイド離脱できず投与開始4年より10mg/m2と増量した.1例は2回の消化管切除術の既往があり術中所見では十二指腸と空腸が癒着により一塊となっていた3例は投与開始26週以内にCDAI150以下の臨床的寛解となり3年以内に内視鏡的に粘膜治癒に至っている.【考察】活動期クローン病の寛解導入にはln血x血mabとAdalimumabともに有効であった. Infliximab長期投与例では効果の減弱または不応例をみとめ注意深い経過観察が必要であることが示唆された |
索引用語 |
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