セッション情報 一般演題(ポスター)ディスプレイ2

大腸

タイトル

P-100 Infliximab二次無効クローン病に対するadalimumabの治療成績

演者 山田雅弘(豊橋市民病院消化器内科)
共同演者 浦野文博(豊橋市民病院消化器内科), 藤田基和(豊橋市民病院消化器内科), 内藤岳人(豊橋市民病院消化器内科), 北畠秀介(豊橋市民病院消化器内科), 山本英子(豊橋市民病院消化器内科), 松原浩(豊橋市民病院消化器内科), 河合学(豊橋市民病院消化器内科), 樋口俊哉(豊橋市民病院消化器内科), 田中浩敬(豊橋市民病院消化器内科), 岡村正造(豊橋市民病院消化器内科)
抄録 1目的1 infiXimabは緩解導入や維持に有力な治療法として定着したが効果減弱例や効果短縮例がみられる.これらの症例に対して新たな生物学的製剤adalimumabを使用した成績を報告する.【方法と対象12010年11から2011年10月までに当院にてIFXを使用し緩解導入/維持療法を行ったクローン病患者のうち効果減弱や効果短縮が認められた14例に対してadalimurnabが投与された.このうち経過観察が可能であった13例を対象とし検討した.平均年齢39.7歳男性10例女性3例小腸型2例大腸型2例小腸大腸型9例であった.平均観察期間は7.3カ月であった.著効をCRP<1.Oかつ10BD≦1有効を著効には達しないがCRPあるいは101BDが改善した場合と定義した.【結果1観察終了時における治療成績は.著効果3例(23%)有効6例(46%)、無効4例(30%)であった重篤な副作用は認められず継続投与が可能であった.【まとめ】infiximab無効例に対して新たな生物学的製剤adalimurnabは効果発現までの期間はゆっくりであるが約7割程度の症例に効果が認められ有効な治療法と考えられた。
索引用語