セッション情報 | 一般演題(ポスター)ディスプレイ3膵炎 |
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タイトル | P-106 急性膵炎に施行した内視鏡的経鼻膵管ドレナージ術(ENPD)が奏功した3例 |
演者 | 黒上貴史(静岡県立総合病院消化器内科) |
共同演者 | 菊山正隆(静岡県立総合病院消化器内科), 森田敏広(静岡県立総合病院消化器内科), 永倉千沙子(静岡県立総合病院消化器内科), 吉田将雄(静岡県立総合病院消化器内科), 上田樹(静岡県立総合病院消化器内科), 奥野真理(静岡県立総合病院消化器内科), 重友美紀(静岡県立総合病院消化器内科), 白根尚文(静岡県立総合病院消化器内科), 鈴木直之(静岡県立総合病院消化器内科), 萱原隆久(静岡県立総合病院消化器内科) |
抄録 | 胆石膵炎以外における急性膵炎に対する治療は保存的治療が主体であり激しい疾痛に対しては鎮痛薬等で対応するのが一般的である.急性膵炎として入院した激しい腹痛を呈した症例に対して急性期に施行したENPDが奏功した3例を経験したので報告したい【症例1139歳女性..激しい腹痛嘔吐認め当院救急外来受診CTにて膵頭部領域に強石灰化像あり膵石を疑った.同日にERCP施行し膵管破綻を確認しENPDを留置して終了した第14病煩に退院となった.【症例2】48歳男性.繰り返す急性膵炎にて当科フォロー中.激しい腹痛を主訴に救急外来受診.同日ERCP施行し膵管のextravasationを確認し尾側にENPDを留置した.第3病日に退院となった.【症例3】56歳男性.大腸癌肝転移後のフォロー中急性膵炎として入院した.保存的治療も改善乏しくERCP施行膵管外への1eakを確認できなかったがENPDチューブを留置して終了した.第10病日に退院となった.3症例とも翌日には痛みは消失しておりENPDが奏功したと考えた |
索引用語 |