セッション情報 一般演題(ポスター)ディスプレイ1

胃・十二指腸

タイトル

P-121 術前の白血球数の増加は経皮内視鏡的胃瘻造設(PEG)後の死亡リスクを増加させ血色素量の増加は死亡リスクを軽減する

演者 中路幸之助(愛晋会中江病院内視鏡治療センター)
共同演者 藤田篤代(愛晋会中江病院内視鏡治療センター), 松山健次(愛晋会中江病院内視鏡治療センター), 神津知永(愛晋会中江病院内視鏡治療センター), 加藤寛正(愛晋会中江病院内視鏡治療センター), 熊本光孝(愛晋会中江病院内視鏡治療センター), 中江遵義(愛晋会中江病院内視鏡治療センター)
抄録 【目的】PEG後の予後因子を検討する、【対象】2009年1月から2011年8月まで連続80症例のPEGを施行した患者のうちサンプルワイズ法を用い58症例を対象とした.男性24例女性34例で平均年齢79.8歳。基礎疾患(重複例を含む)は1脳血管障害38例脳変性疾患6例認知症4例t呼吸器疾患4例心疾患12例悪性腫瘍3例PEGから退院までの平均日数は49.4 BでPEG造設後退院葡死亡原因億肺炎11例心不全1例腹膜炎1例DIC1例腎不全1例であった.【方法】生存して転院・転棟・退院した例を打ち切りとし死亡ハザード比を算幽した.説明変数は。性年齢CRP白血球数アルブミンから開始し変数を選択して赤池情報変数が最小になった式でハザード(リスク)比を算出した.【結果】白血球数が100G増えると146倍死亡リスクが増加し血色素量が1増加すると死亡リスクが058倍になることが示唆された.cnpAlb性年齢は有意な変数ではなかった(表).【結論】術前の白血球数血色素量は重要なPEG後の予後決定因子である.
索引用語