セッション情報 一般演題(ポスター)ディスプレイ2

小腸

タイトル

P-130 当院におけるクローン病患者に対する成分栄養剤の鼻腔栄養の指導と看護

演者 藤原恵子(家田病院)
共同演者
抄録 【目的】クローン病の治療の中でも長い間多くの患者に親しまれてきた療法に栄養療法がある.栄養療法はt安全な治療法ではあるが一日の摂取カロリーの半分もしくは900kcal以上服用しないと寛解維持効果が得にくいことが報告されている当院では成分栄養剤の摂取法として鼻腔栄養を推奨している.全国的に鼻腔栄養を行なっている施設が少ないので当院で行なわれている鼻腔栄養の導λ指導法と継続させる取り組みを紹介する.【方法】当院に来院するクローン病患者に対して家庭で速やかに鼻腔栄養を行なってもらうために、教育入院で鼻腔栄養指導を行っている.指導の内容は導入1日目はカテーテル挿入練習を行い成分栄養剤900kcalを90mL/hで開始する、2日目は1200kca1に増量し100mL/hの速さで投与する.3日目以降は2日目と同様の方法で投与し下痢が無く患者自身で成分栄養剤の作成鼻腔挿入が出来れば退院し在宅にて鼻腔栄養を継続してもらう一ヶ月ごとに来院をチェックすることとIBD外来を通して症状や治療効果の把握を行なう.以上のような指導怯を行なったクローン病患者のうち10.年以上経過観察が可能であった83名(男性70名女性13名)についてA群:300kca1/day未満16例B群:300kcal/day以上900kcal/day未満21例. C群:900kca1/day以上1200kecal/day未満32例D群:1200kca1/day以上14例に層別して再燃率手術率の比較を行なった.【結果】再燃率はA群:64%B群:9%C群:14%D群:13%であった.腸管手術はA群:0%B群:50%C群:19%D群:31%肛門手術はA群:7%B群:44%c群:19%D群:19%であった.1結論11成分栄養剤の服用量が多くなるほど腸管手術率は低下したが肛門手術の低下には繋がらなかった.このことは成分栄養剤による下痢で肛門部に刺激があったたあと考えている.今後は下痢を押さえながら成分栄養剤を継続して服用できるように努めたい.
索引用語