セッション情報 一般演題(ポスター)ディスプレイ2

小腸

タイトル

P-131 クローン病における血漿アミノ酸分析

演者 千葉俊美(岩手医科大学医学部消化器・肝臓内科)
共同演者 鳥谷洋右(岩手医科大学医学部消化器・肝臓内科), 松田望(岩手医科大学医学部消化器・肝臓内科), 佐藤邦彦(岩手医科大学医学部消化器・肝臓内科), 柴田将(岩手医科大学医学部消化器・肝臓内科), 春日井聡(岩手医科大学医学部消化器・肝臓内科), 安孫子幸人(岩手医科大学医学部消化器・肝臓内科), 小穴修(岩手医科大学医学部消化器・肝臓内科), 遠藤昌樹(岩手医科大学医学部消化器・肝臓内科), 鈴木一幸(岩手医科大学医学部消化器・肝臓内科)
抄録 【目的】CD患者における血漿アミノ酸について検討した.1対象】CD患者39名.(男性30例女性9例;平均年齢349歳)を対象とした.CDAIが150未満の23例(男性20例女性3例:平均年齢309歳)を寛解期群とし150以上の16例(男性10例女性6例:平均年齢34.3歳)を活動期群とした.【方法1早朝空腹時に血液検査を行い血漿アミノ酸の数値を算出した.【結果】寛解期群と活動期群で比較検討したところ寛解期のTotal AAEAABCAAProlineValizaeLeucineThyrosineHistidineが活動期と比較して有意に高値であった(P<O.05).またエレンタール摂取群と非摂取群で比較検討したところ血漿アミノ酸に有意差は認められなかった.さらに活動期群.におけるエレンタール摂取群と非摂取群で比較検討したところエレン叱正ル摂取群のLeucineが非摂取群と比較して有意に高値であった.寛解期群におけるエレンタール摂取群と非摂取群で比較検討したところエレンタール摂取群のLeucineTryptphanがエレンタール非摂取群と比較して有意に高値であった.【結果】寛解期群やエレンタール掻取群でアミノ酸が高値となったのはアミノ酸の腸管の吸収能力の回復に寄与していると考えられる.
索引用語