セッション情報 一般演題(ポスター)ディスプレイ3

C型肝炎1

タイトル

P-140 C型慢性肝炎におけるNVRを規定する因子に関する検討

演者
共同演者
抄録 (背景)Telaprevir/PEG-IFN/RBV療法においてADVANCE studyではIL28B多型がREALIZE studyでは前回治療においてNVRであったことがSVRに寄与する重要な因子であることが報告されている.そこで1型高ウイルス量のC溢血惟肝炎に対するPEG-IFN/RBV併用療法のNVRに寄与する因子を検討した.(対象・方法)当院にて2011年までにPEG-IFN/RBV併用療法48週投与を施行し皿28Bを測定し治療効果を判定し得たGenotypel型のC型慢性肝炎121例でNVRに寄与する因子1について宿主因子(IL28B SNP(rs8099917)t年齢性別血小板数ALTY-GTP)ウイルス因子(HCV-RNA量Core7091アミノ酸変異盤DR変異数)を多変量解析(Logistic regression analysis)で検討した.次にPSE・脾摘を施行後にPEG-IFN/RBV療法を施行した血小板低幽幽10例の治療効果を検討した.(結果)PEG-IFN/RBV療法のNVRに寄与する有意な因子は血小板低値(10万未tW OR132 p=O.03)IL28B Minor(OR83.3p<O.001)であった. PSE・脾心後にPEG-IFNIRBV療法を施行した10例中SVRは2例再燃は1例NVRは7例であり。薬剤のアドピアランスの保たれた症例も含まれていたが治療効果は不良であり血小板低値は肝線維化と関連していると考えられた.(考察・結語)Peg-IFN/RBV併用療法においてNVRに寄与する因子はrL28B Minor肝線維化でありこれらが3剤併用療法の重要な治療効果規定因子であると考えられた.
索引用語