セッション情報 一般演題(ポスター)ディスプレイ3

C型肝炎2

タイトル

P-149 診療所におけるC型慢性肝炎:Peg-IFNα治療118例の検討―副作用・特に60歳以上の高齢者に注目

演者 菅野雅彦(すがの内科クリニック)
共同演者 松野たか子(すがの内科クリニック), 永田聖華(すがの内科クリニック)
抄録 【目的】C型肝炎治療はPeg-IFN〔ガRibが主、診療所では高齢者が多く貧血等にて3者併用(テラプレヴィル)は容易でない.副作用を中心に2aと2bを比較、【対象/方法】H18年11月~23年10月:Peg-IFNα導入118例中2b+rib:1群37例(Grl:272:8不能2)2a+rib:P群56例(5312)にて効果/副作用を年齢別検討.食思不振(A)全身倦怠(G)うつ(D)脱毛(H)は点数化(O-3)2a単独25例は副作用が軽く(A:O.45G:O.45D:0.27H:0.36)除外.【結果】1群:平均46.3歳(≧60:11例;〈60:26)はHCV-RNA6.lloglU/mL(5.9;62)ALT80.3 IU/L(60.9;88.5)Hb14ユg/dL(13.6;14.3)P群:59.0歳(36;20)はRNA6.1(62 ; 6.1)ALT 52.7(47L9;57.4)Hb139(13.3;13.8).48週(W)ALT正常化率:1(≧60:60.0%:〈60:80.0)P.(76.5;73.1). Virus消失率:4W;1 (100/o;7)P (10;15)12WlI (co157)P (56153)24WlI (80183>. P (71174)48W;1(70:89)P(69:82). SVR率;1(20.0;60.0)P(357;33、3)は若年でP(再治療16例含)が低いが高齢はPが優りETRは初回:76%再燃:71%で同等IFNβ先行投与13例二ETR82%.壁里:A;1(1227:0.72).P(0.72;0.55)G;1(1.OO:O.80)P (1.06:0.70)D;1 (1.oo 10.52)P (O.3610mo)H;1 (O.91;052)P (O.6910.60)と1群がやや強い.掻痒:1(1896:54)P(58 i 35)皮疹:1(45%;62)P(56;50)味覚障害:1(27%;12)P(47;15)箭肉痛・腰痛:1(36%;18)P(25;5)が高頻度口内炎/口角炎;1(0%:19)P(36;35)めまい:1(0%;15). P(14:15)労作性息切れ:1(0%:18)P(8;25)TG高値1(0%;12)P(11:25)はPに多い.不眠;1(36%;35)P(14:30)眠気;1(18%;23)、 P(3:0)集中力低下;1(36%;18)P(0;15)は1が多い山薬・中断はP(眼底出血4間質性肺炎2).【結語】1群高齢者は治療効果が若年に劣り副作用は皮疹掻痒以外は強めP群高齢者は1より副作用は軽く効果も副作用(味覚障害以外)も若年と同等で][FNβ先行や毎週診察し副作用対策を行えば十分な治療効果が得られると考える.
索引用語