セッション情報 一般演題(ポスター)ディスプレイ2

大腸

タイトル

P-172 大腸癌イレウスに対し先行してイレウスチューブを挿入した22例の検討

演者 山岡雄祐(国立病院機構大阪医療センター外科)
共同演者 池永雅一(国立病院機構大阪医療センター外科), 安井昌義(国立病院機構大阪医療センター外科), 宮崎道彦(国立病院機構大阪医療センター外科), 三嶋秀行(国立病院機構大阪医療センター外科), 山本和義(国立病院機構大阪医療センター外科), 浅岡忠史(国立病院機構大阪医療センター外科), 宮本敦史(国立病院機構大阪医療センター外科), 平尾素宏(国立病院機構大阪医療センター外科), 藤谷和正(国立病院機構大阪医療センター外科), 中森正二(国立病院機構大阪医療センター外科), 辻仲利政(国立病院機構大阪医療センター外科)
抄録 【目的】大腸癌による腸管狭窄のため緊急手術もしくはイレウスチューブ挿入による腸管減圧を必要とする病態をイレウス大腸癌と定義し当科で経験した手術に先行してイレウスチューブを挿入した22例について検討を行いその有用性と問題点を明らかにすることを目的とした.【対象と方法】2004年から2010年まで当科で大腸癌の診断で手術を施行した症例は1110例で大腸癌イレウス症例は29例(2.6%)であった.29例中7例は緊急手術を行い22例は先行してイレウスチューブ(経口14例経肛門6例経口+経肛門2例)を挿入し手術を行った.周下期管理術式術後合併症について検討した.【結果】22例のうち6例が減圧不良1例が腸管穿孔のため緊急手術に移行し(移行群)残りの15例は腸管減圧後に待機的に手術を行った(待機群).Stage術式についてみると移行群ではStage2/3/41/2/4例t stoma造設術〆切除・吻合術/Hartmann手術 4/1/2例で根治度Aの手術症例は2例(29%)であり待機群ではStage2/3/45/6/4例stoma造設衛/切除・吻合術/Hart-ma㎜手術 0/11/4例で根治度Aの手術症例が11例(73%)であった.術後合併症に関しては移行群で縫合不全/SSI/イレウス 0/2/0例待機群で縫合不全/SSI/イレウス 1/3/1例であり。縫合不全の症例は保存的加療で軽快した。待機群のイレウスチューブの挿入期間の中央値は8(5-20)高間で10例(67%)は絶食管理されており5例はテルミールエンシュア等の経管栄養食を投与されていた.【考察】根治性腸管吻合の安全性を高めるために手術に先行してイレウスチューブを挿入することは必要と考えられたが約30%の症例で減圧不良腸管穿孔で緊急手術に移行するため適切な手術タイミングを見極めるために外科消化器内科とのチーム連携医療が大切である
索引用語