セッション情報 |
一般演題(ポスター)ディスプレイ4
膵癌2
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タイトル |
P-238 膵癌に対するEUSによる早期診断
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演者 |
石川英樹(公立学校共済組合東海中央病院消化器内視鏡センター) |
共同演者 |
大塚裕之(公立学校共済組合東海中央病院消化器内視鏡センター), 清野隆史(公立学校共済組合東海中央病院消化器内視鏡センター), 森島大雅(公立学校共済組合東海中央病院消化器内視鏡センター) |
抄録 |
【目的】膵癌の早期診断について当院の過去5年間の経験から検討すること【対象】2006年~2011年の期聞での膵癌は81例.手術例は19例(23.5%)手術不能例は62例であった.手術例の年度別件数は2006年2例2007年1例2008年1例2009年8例2010年4例2011年3例であり.同期間でのEUS件数は2006年62件2007年60件2008年65件2009年96件.2010年178件2011年113件(11月現在)と年々件数が増加している.手術例19例中TSI症例は5例(62%)存在した.そこでTS1症例に注目した、【結果】TS1症例5例の内訳は男性:女性3:2平均年齢74.6歳平均腫瘍径17.6mm(13~20)膵頭部癌3例膵体部癌2例であった.初診時有症状は2例無症状は3例であった.無症状の3例はUSCTでは腫瘤を確実に同定出来なかったが主膵管拡張が契機となりEUSでのみ腫瘍を指摘し得た.逆に有症状例は2例ともUSCTで腫瘤が指摘可能であった.腫瘍マーカー上昇(CEACA19-9)は4例(80%)で認められた術式は膵頭十二指腸切除が3例体尾部切除が2例であった.無症状の3例申1例はIPMNが併存しもう一例は非機能性内分泌腫瘍が2カ所併存していた.最終病理診断は高分化型腺癌2例中分化型腺癌3例で進行度分類ではStage3が3例Stage4aが2例であった.Stage3症例が23ヵ月後に原病死Stage4a症例が再発所見なく不慮の事故で死亡したが.他の3例は現在無再発生存中である.TS1症例以外の手術症例14例は全て術後再発にて死亡していた.【結論】EUS件数の増加とともに膵癌手術例は増えており症状のない膵癌を早期に発見するためにはEUSを施行することが重要であると考えられた. |
索引用語 |
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