セッション情報 女性消化器医師支援委員会特別企画

女性消化器医師のキャリア開発と活躍支援

タイトル SS2-3:

日本消化器病学会支部からの女性医師支援

演者 滝川 一(帝京大学医学部内科)
共同演者
抄録 平成24年6月27日開催の第49回支部長会議で「女性医師の現状について」が議題となり,支部毎の女性の支部評議員の人数が提示され,各支部でもっと増員するように要望が出された.平成24年11月5日開催の第50回支部長会議でも,支部毎の女性会員の内訳がデータとして提出された.平成24年11月7日時点での会員数32,723名のうち女性会員は3,984名(12.2%)であるのに対し,支部評議員の会員に対する割合が6.50%(2,127/32,723)なのに比し女性の割合は1.91%(76/3,984),学会評議員の全会員に対する割合が2.87%(93/32,723)なのに比し女性の割合は0.40%(16/3,984),財団評議員の全会員に対する割合が0.47%(154/32,723)なのに比し女性の割合は0.10%(4/3,984),執行評議員の全会員に対する割合が0.05%(17/32,723)なのに比し女性の割合は0.03%(1/3,984),理事と監事の全会員に対する割合が0.07%(24/32,723)なのに比し女性の割合は0.03%(1/3,984)と少なめである.学会評議員の資格として支部評議員であることが求められることから,女性の評議員の割合を増加させ学会活動に今まで以上に係わって頂くためには,まず支部評議員の割合を増加させることが必要である.ちなみに平成24年9月末時点での各支部の女性会員の割合と支部評議員で女性の占める割合は,北海道支部で9.7%と2.0%(2/102),東北支部で9.7%と2.9%(5/172),関東支部で14.6%と4.7%(23/495),甲信越支部で9.3%と0%(0/93),北陸支部で7.2%と1.3%(1/78),東海支部で9.5%と2.3%(6/260),近畿支部で12.9%と4.5%(17/378),中国支部で15.9%と4.6%(8/174),四国支部で15.9%と7.0%(8/114),九州支部で10.23%と3.6%(6/260),合計で12.2%(3,984/32,723)と3.6%(76/2,127)と支部により様々であるが,いずれの支部でも支部評議員の割合は低く,各支部の更なる努力に期待したい.
索引用語