セッション情報 パネルディスカッション4

遺伝子多型解析と消化器疾患

タイトル PD4 司会の言葉:

司会の言葉

演者  
共同演者
抄録  以前から遺伝子多型,特にsingle nucleotide polymorphism(SNP)とヒトの形質,すなわち疾患感受性や治療効果との関連解析が行われてきた.近年genome wide association study(GWAS)により,疾患や薬物感受性に関連する遺伝子が多数明らかにされてきた.消化器領域においても状況は同様でありGWASにより複数の遺伝子及びその多型が同定された.これらの中には治療との関連が明確で,診療に応用されるものもあれば,疾患との関連は明らかであるものの,その意義が十分に解明されていないものもある.本パネルディスカッションでは最近同定された遺伝子を取り上げ,それらの機能解析及び臨床的意義について討議するとともに,次世代シークエンサーをはじめとする今後の遺伝子多型解析研究のテクノロジーの発展や研究の方向性についても議論し,消化器領域の関係者のこの領域における理解を深めたい.
索引用語