セッション情報 | パネルディスカッション6小腸病変の診断と治療の進歩 |
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タイトル | PD6 司会の言葉:司会の言葉 |
演者 | |
共同演者 | |
抄録 | 小腸は我々の体中で,栄養素の消化吸収代謝器官であるとともに,規模の大きい免疫器官あるいは神経内分泌器官としての重要な役割を有している.すなわち外界からの多くの情報は小腸を介して全身に伝達され,そのため小腸は生命維持に必須の司令塔として機能していると言える.一方,小腸機能は代償機構が発達しており,その再生力も強いことより,傷害が認識されにくい特徴がある.しかし,近年は小腸疾患の病態生理に関して新しい基礎的知見が多く得られるようになり,今まで小腸の関与が想定されなかった領域での小腸病変の意義も認識されている.臨床的にも検査手技の飛躍的な発達により,小腸病変としての新しい概念や病態の認識が深まっており,治療面でもブレークスルーが得られてきた.本パネルディスカッションではこのような背景をもとに,基礎および臨床の両方面から小腸病変の病態をとらえ,診断と治療の進歩を語り合いたい. |
索引用語 |