セッション情報 | パネルディスカッション8自己免疫性肝疾患の現状と問題点 |
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タイトル | PD8 司会の言葉:司会の言葉 |
演者 | |
共同演者 | |
抄録 | 本パネルディスカッションでは,AIHとPBC診療における臨床的な現状と問題点について発表頂きたい.AIHでは自己抗体陰性やIgG正常といった非定型例が存在し,急性肝炎期例の診断も含め,新たな疾患標識マーカーやその対応が課題である.また,劇症化例は予後不良であり,早期治療介入も含めその対応が急務である.一方で軽症例や高齢発症例の取り扱い,ステロイド中止可能例などの論点も想定される.PBCでは自己抗体やSNP解析による予後予測が可能となりつつあるが,進行が予測される症例の対応やBezafibrateの長期予後が不明である.新たな病理分類による予後との関連や肝機能異常が軽度の症例に対する治療の現状も明らかとしたい.また,GWAS解析,肝移植後の再発などもあげられる.様々な観点からわが国の自己免疫性肝疾患を捉え,診療の進歩に結び付けたい.多くの演題の応募を期待している. |
索引用語 |