セッション情報 パネルディスカッション9

非代償性肝硬変の合併症と予後

タイトル PD9 司会の言葉:

司会の言葉

演者  
共同演者
抄録  肝硬変の臨床像は近年,抗ウイルス療法の拡充や消化管出血の内視鏡・薬物治療(予防),分岐鎖アミノ酸・夜食など栄養治療の進歩に伴い,大きく変貌しつつある.本パネルディスカッションではこの変化を踏まえ,とくに非代償性肝硬変の合併症と予後について総合的に現状を把握することを目的とする.合併症としては黄疸,浮腫・腹水,肝性脳症をはじめ,可能な限り広い範囲を網羅的に取り上げる.また各合併症については発生頻度の時代的変遷など疫学情報をまず明らかにしたい.つぎに合併症診断法の展開,最新の病態理解とそれに基づいた治療法の変化ならびに現在進行中の臨床試験,さらに現在の予後まで情報の集約的な交換を目標とする.なお治療については薬物治療,interventional radiology,外科治療のみでなく,生活指導・栄養治療,可能であれば運動療法までを対象とする.多彩な演題応募を期待する.
索引用語