セッション情報 | ワークショップ5改正臓器移植法施行後の肝移植の現状と展望 |
---|---|
タイトル | W5 司会の言葉:司会の言葉 |
演者 | |
共同演者 | |
抄録 | 2010年7月改正臓器移植法が施行され,年間数十例の脳死肝移植が施行されるようになった.医学的緊急性が高い劇症肝炎症例などで移植を受けるチャンスが増加したものの,肝硬変症例などの末期肝不全における脳死肝移植待機期間は依然長い.法改正から2年経過し,我々の診療は何か変わったのかを把握し,今後どのような取り組みが必要なのか検討する必要がある.劇症肝炎症例で脳死肝移植を受ける可能性が高まったことにより,治療方針に変化はあったか?肝細胞癌症例において,待機期間の長い脳死肝移植は実施可能なのか?肝細胞癌症例に優先分配するルールは時期尚早か?脳死肝移植実施件数が増加したことにより,生体肝移植の必要性は軽減したのか?このような疑問について,内科・外科それぞれの立場からの率直な意見を交わし,現状と今後の問題点を明らかにしたい.さまざまな視点からの多くの演題を期待している. |
索引用語 |