セッション情報 | ワークショップ6未分化型早期胃癌の診断とESDの適応 |
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タイトル | W6 司会の言葉:司会の言葉 |
演者 | |
共同演者 | |
抄録 | 近年,多数の外科切除例の検討から未分化型早期胃癌であっても≦2cmの潰瘍性変化のない粘膜癌ではリンパ節転移の可能性が極めて低いため,臨床試験としてESDの適応となりうることが胃癌治療ガイドラインに明記されるようになった.しかし,分化型早期胃癌のESDに関するノウハウはこれまで多く蓄積されているが,未分化型早期胃癌と分化型早期胃癌は臨床病理学的性質が異なるため,その診断とESDの適応決定には注意が必要である.本セッションでは未分化型早期胃癌(混合型を含む)について,リンパ節転移率などの臨床病理学的特徴,高危険群の絞り込み,拾い上げ診断,広がり診断,深達度診断,根治性を評価するための病理診断,ESDと外科切除の適応判断,さらなるESD適応拡大の可能性などを論じ,実際に未分化型早期胃癌を診断しESDを進めるうえでの注意点を明らかにしたい. |
索引用語 |