セッション情報 ワークショップ6

未分化型早期胃癌の診断とESDの適応

タイトル W6-14:

未分化型早期胃癌に対するESD適応拡大に関する多施設前向き臨床試験(JCOG1009/1010試験)

演者 滝沢 耕平(静岡県立静岡がんセンター内視鏡科)
共同演者 小野 裕之(静岡県立静岡がんセンター内視鏡科), 蓮池 典明(薫風会佐野病院消化器センター)
抄録 【背景】近年未分化型早期胃癌も内視鏡切除の適応となる可能性が示唆されている.
【目的】早期胃癌のうち,潰瘍や潰瘍瘢痕のない2 cm以下の未分化型優位の粘膜内癌(T1a(M))を対象としたESDの有効性と安全性を評価する.
【方法】対象は生検にて未分化型(por,sig)を含む単発の早期胃癌で,術前診断cT1a(M),UL(-),20mm以内,N0M0を満たす(20-80歳).試験に登録後,ESDを実施,病理結果から分化型優位と未分化型優位に分類し,それぞれ治癒切除判定規準に基づいて経過観察もしくは非治癒切除の場合の追加外科切除を行う(図).Primary endpointはESD後の病理組織診断結果で未分化型優位であった患者における5年生存割合である.目標登録数は325人で,登録期間4年,追跡期間5年の予定である.JCOG消化器内視鏡グループ32施設と胃がん外科グループ19施設の計51施設で2011年2月より登録を開始した.本シンポジウムにて,試験の概要および現状について紹介する.
索引用語