セッション情報 | ワークショップ11硬化性胆管疾患の現状と問題点 |
---|---|
タイトル | W11 司会の言葉:司会の言葉 |
演者 | |
共同演者 | |
抄録 | 硬化性胆管病変を呈する疾患としては従来から知られていた原発性硬化性胆管炎(PSC)ならびに二次性硬化性胆管炎に加えて,IgG4関連硬化性胆管炎という疾患概念が広く行き渡って次第に整理されつつある感がある.一方,悪性腫瘍や胆道外科手術,肝移植に伴う胆管の硬化性変化も発症することから,本疾患については精度の高い画像診断による拾い上げと確かな病態把握を踏まえて診療を進める必要がある.本ワークショップでは,2011年に提唱されたIgG4関連硬化性胆管炎診断基準を踏まえた硬化性胆管疾患診療の現状を紹介していただきながら,その病態把握と実地診療における問題点を探るとともに今後の研究の方向性を討論したい.症例数の多少を問わず各施設の診療実績をご紹介いただきながら,確定診断・鑑別診断に向けた効率の良い診断手法と治療選択(内視鏡治療,ステロイド治療,外科治療・肝移植)の実際や予後について幅広く議論したい. |
索引用語 |