セッション情報 | 口演膵腫瘍2 |
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タイトル | O-006:膵管内乳頭腫瘍(IPMN)癌予測ノモグラムの診断能―最近の分枝型IPMN切除例におけるexternal validity― |
演者 | 清水 泰博(愛知県がんセンター中央病院消化器外科) |
共同演者 | 佐野 力(愛知県がんセンター中央病院消化器外科), 千田 嘉毅(愛知県がんセンター中央病院消化器外科), 小森 康司(愛知県がんセンター中央病院消化器外科), 水野 伸匡(愛知県がんセンター中央病院消化器内科), 原 和生(愛知県がんセンター中央病院消化器内科), 肱岡 範(愛知県がんセンター中央病院消化器内科), 今岡 大(愛知県がんセンター中央病院消化器内科), 山雄 健次(愛知県がんセンター中央病院消化器内科), 木下 平(愛知県がんセンター中央病院消化器外科) |
抄録 | 【背景】当科では2008年までのIPMN切除例の検討で汎用性の高い4因子(性,病型,結節径,膵液細胞診)を用いた癌予測ノモグラムを作成し,癌予測能がROC曲線下面積(AUC)=0.903と非常に良好なことを報告してきた(World J Surg 2010).【目的】分枝型IPMNにおけるノモグラムの診断能(外的妥当性)を検討する.【対象と方法】2009年以降に切除し,術前に膵液細胞診を施行した分枝型21例(癌13例,腺腫8例)でノモグラムの癌診断予測能を検討した.【結果】ノモグラムの癌予測能はAUC=0.817に相当し,癌の予測確率5%(総合点数35点)をカットオフ値とすると感度85%,特異度50%,正診率71%であった.【まとめ】ノモグラムは最近の切除例においても良好な癌診断予測能を示した.患者毎に癌の可能性(%)を予測でき,分枝型IPMNの治療方針決定に有用である. |
索引用語 |