セッション情報 ポスター

膵癌 化学療法3

タイトル P-279:

当科での切除不能・進行膵癌6例に対するGemcitabine+TS-1療法の治療成績

演者 久保 秀文(社会保険徳山中央病院外科)
共同演者
抄録 当院でH21年5月~H23年8月(2年3か月)の期間に経験した進行膵癌6例に対してGemcitabine1000mg/m2+S-1 120mg/m2を投与した.その治療成績についてレトロスペクティブに検討したので奏効例も呈示して報告する.(対象)年齢52~75(平均63.7歳),男5例/女1例,膵頭部癌3例,膵頭体部癌2例,体尾部癌1例,Stage4A:5例/4B:1例,Gem単独:1例/Gem+S-1併用:5例,併用療法ではGem:Day1,15投与/TS-1:2週内服2週休薬//コースとして4コース以上投与後に治療効果判定を行った.また,治療継続可能症例は追加治療を行いさらに6か月以上経過した後,再度治療効果判定を行った.(成績)初回判定CR/PR/NC/PD=0/0/4/2であった(奏効率0%,病勢コントロール率66.7%)が,その6か月以降の判定ではCR/PR/NC/PD=0/1/2/3(奏効率16.7%,病勢コントロール50.0%)であった.副作用は2例が全身倦怠感/食欲不振にて継続困難となり原疾患の増悪により死亡,1例が食欲不振により中止を希望しBSCへ移行した.他3例は軽度の食欲不振やGr2以下の好中球減少を認めたものの,化学療法開始後1年以上PS0の状態を保ちつつ在宅で過ごせており,現在も化学療法継続中である.(結語)Gemcitabine+TS-1併用療法はその奏効率は低いものの,副作用をコントロールしながら継続すればStage4症例であってもPSを比較的良好に保ちながら長期の病勢コントロールが可能であることが示唆された.
索引用語